2014年02月18日

観劇記録 時空の旅#6「シラノ・ド・ベルジュラック」

こんばんは、馬渡です。

昨日は福岡に行きまして、2本ハシゴしてきました。

時空の旅#6「シラノ・ド・ベルジュラック」と

「素敵じゃないか」福岡公演を観劇しましたので、感想などを。

「素敵」は後ほど。




まず、「シラノ」大千秋楽へ。

宮崎にあるメディキット県民文化センター主宰の企画である、

「演劇・時空の旅」シリーズ第六弾であるこの公演。

熊本からも役者さんが参加されていました。



「シラノ」はもとの構成がわかりにくい印象ですが、

パンフレットなどに載っている「あらすじ」のおかげですんなり話が入ってきました。

旅芸人の一座の登場から始まり、最後は旅芸人に戻って終わる。

外の旅芸人の世界と戯曲「シラノ」の世界が入り混じっていくのが面白かったです。

自分の描く物語の中に自らを重ね合わせ溺れていく劇作家。


シラノは自ら恋の表舞台に立つことなく、詩才をクリスチャンに託しました。

以前にこの脚本を読んだときは、シラノはずいぶん職人気質だなあと思いました。

自分の力を試すために、自分の恋も利用する。

今回のシラノで口づけを求められて断る、戦場から手紙を送る、その仕草や表情から

溢れんばかりのシラノの想いが伝わってきました。


それから、ド・ギッシュ。

今回最も異色だったのは彼の扱いだと思います。

位の高い、ロクサーヌに求婚して拒否される幸も影も薄い人なんですが、

このド・ギッシュはギターを持って、歌って踊って会場中を笑わせました。

拒否されているのに気づかず求婚するってダサいよ、ということでしょうか。

最後のほうではまともな人になっていたので、偉い人の若気の至りという感じでした。

役者さんのおなかもかっこよかったですよ。クマエン男子、頑張ろうね。

原作ではちょっと寂しい人になっていたので、彼の躍進は嬉しかったです。



舞台、衣装、道具、すべてが作品に溶け合い最大限の役割を果たしていました。

役者さんたちも九州中から集められた精鋭という感じでした。

そして、舞台の静謐な空気に色をつけるピアノの生演奏。

豪華な舞台でした。
posted by 部員 at 14:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。